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  1. 生駒市議会 2017-03-27
    平成29年第1回定例会(第4号) 本文 開催日:2017年03月27日


    取得元: 生駒市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-04-18
    ▼最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1              午前10時0分 再開 ◯中谷尚敬議長 ただ今から平成29年生駒市議会第1回定例会を再開いたします。  本日の会議につきましては、報道関係者事務局職員による写真等の撮影を許可しておりますので、ご了承願います。  会議に先立ちまして、今期定例会で任命に同意いたしました、生駒農業委員会委員を紹介し、挨拶を受けます。  生駒農業委員会委員として、田中勇治さん、池田憲央さん、中田建彦さん、有山兼吉さん、辻野俊平さん、北村由子さん、中本眞人さん、中谷佳津代さん、染岡政明さん、西口まゆりさん、以上10名を代表して、田中勇治さんから挨拶を受けます。              (田中勇治さん 登壇) 2 ◯田中勇治さん ただ今次期生駒農業委員会委員として紹介を受けました、田中勇治でございます。せん越ではございますが、生駒農業委員会委員10名を代表いたしまして、この場をお借りして一言ご挨拶をさせていただきます。  議員の皆様には、3月7日の生駒市議会開会日におきまして、生駒農業委員会委員の任命につき、ご同意を賜り、誠にありがとうございます。昨年4月、農業委員会制度が大きく変わり、農業委員会委員選出方法が今までの公選制から、議会の同意を要件とする首長の任命制度に変わるとともに、農地等の利用の最適化の推進が農業委員会義務業務と位置付けられました。これにより、農業委員会は、農地法に基づく許認可事務だけではなく、担い手への集積、集約化、また耕作放棄地発生防止、解消、新規参入の促進に積極的に取り組むこととなりました。  今後、農業委員会委員として、農地等の利用の最適化の推進に誠心誠意取り組んでいく所存であります。議員皆様のご指導、ご鞭撻をよろしくお願いします。  甚だ簡単ではございますが、これで任命の挨拶とさせていただきます。本日はどうもありがとうございました。 3 ◯中谷尚敬議長 挨拶は終わりました。ただ今、紹介し、挨拶を受けました皆様におかれましては、専門技術性及び公正中立性を発揮願い、農業の振興と農業経営合理化により一層のご尽力を賜りますよう、お願い申し上げます。  諸般の報告を行います。  まず、会期中において、所管事項の調査として、議会運営委員会が開催されておりますので、報告を受けます。  議会運営委員会委員長、12番吉村善明議員。              (12番 吉村善明議員 登壇) 4 ◯12番 吉村善明議員 おはようございます。ただ今から議会運営委員会委員長報告を行います。  当委員会は議長の諮問に基づき、3月24日に委員会を開催し、本日の会議の運営について調査いたしましたので、その結果について、ご報告いたします。  まず、日程第1、報告第4号から日程第3、報告第6号までの、以上3件を一括議題に掲げ、市長から報告を受け、通告による質疑を行った後、承りおくことになります。  次に、日程第4として、各常任委員会に審査を付託された19議案一括議題に掲げ、各委員長から一括して審査報告を受け、審査報告に対する質疑の後、各議案に対する討論を経て、分割して表決することになります。  次に、日程第5として、本日追加提案されます議案第34号を議題に掲げ、市長から議案提案理由説明を受け、通告による質疑の後、市民文教委員会に付託して、本会議を休憩することになります。本会議休憩中には市民文教委員会が開催され、同委員会での審査終了後、本会議を再開し、本案を追加日程第1として議題に掲げ、同委員長から審査報告を受け、同報告に対する質疑の後、通告によらない討論を経て表決し、会議を閉じることになります。
     最後に、この後、会期中に開催された、企画総務委員会市民文教委員会及び厚生消防委員会で調査された結果について、それぞれの委員長から報告書が提出された旨の報告を議長から受けます。  以上、議会運営委員会委員長報告といたします。 5 ◯中谷尚敬議長 報告は終わりました。  次に、会期中の企画総務委員会市民文教委員会及び厚生消防委員会において、所管事項の調査が行われ、委員長から提出されております調査報告につきましては、委員会所管事務調査報告一覧表のとおりでありますので、ご報告いたします。  以上で諸般の報告を終わります。              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前10時7分 開議 6 ◯中谷尚敬議長 これより本日の会議を開きます。  本日の日程は、議事日程のとおりとなりますので、ご了承おき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第1 報告第4号 市長専決処分報告について(変更契約の締結について)   日程第2 報告第5号 市長専決処分報告について(変更契約の締結について)   日程第3 報告第6号 市長専決処分報告について(損害賠償の額の決定について) 7 ◯中谷尚敬議長 日程第1、報告第4号、市長専決処分報告について(変更契約の締結について)から、日程第3、報告第6号、市長専決処分報告について(損害賠償の額の決定について)の、以上3報告一括議題といたします。  3報告について、市長から説明を受けます。小紫雅史市長。              (小紫雅史市長 登壇) 8 ◯小紫雅史市長 ただ今、上程されました報告第4号、市長専決処分報告について(変更契約の締結について)及び報告第5号、市長専決処分報告について(変更契約の締結について)につきましては、いずれも地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている変更契約の締結について専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、報告するものでございます。内容は報告第4号が、生駒北小中一貫校施設整備工事における変更契約の締結、報告第5号が、同校の屋内運動場プール改修及び北側通学路整備工事における変更契約の締結でございます。  次に、報告第6号、市長専決処分報告について(損害賠償の額の決定について)につきましては、地方自治法第180条第1項の規定により、議会において指定されている損害賠償の額の決定について専決処分いたしましたので、同条第2項の規定により、報告するものでございます。内容は、生駒市立ひがし保育園において、児童の歯部、歯及びその周りの部位でございますが、歯部を負傷させたものでございます。  以上、どうぞよろしくお願いを申し上げます。 9 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。  3報告について、これより一括して質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  日程第1、報告第4号から日程第3、報告第6号の以上3報告は承りおき願います。              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第4 議案第 1号 平成29年度生駒一般会計予算        議案第21号 生駒いじめ問題対策連絡協議会及び生駒いじめ防止等対策審               議会条例の制定について        議案第 4号 平成29年度生駒国民健康保険特別会計予算        議案第14号 生駒市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する               条例の制定について        議案第16号 生駒市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関す               る条例の一部を改正する条例の制定について        議案第18号 生駒国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について        議案第19号 生駒手数料条例の一部を改正する条例の制定について        議案第24号 生駒人権文化センター条例の一部を改正する条例の制定につい               て        議案第26号 生駒歩きたばこ及び路上喫煙の防止に関する条例の制定につい               て        議案第 2号 平成29年度生駒公共施設整備基金特別会計予算        議案第 3号 平成29年度生駒介護保険特別会計予算        議案第 5号 平成29年度生駒後期高齢者医療特別会計予算        議案第 6号 平成29年度生駒下水道事業特別会計予算        議案第 7号 平成29年度生駒自動車駐車場事業特別会計予算        議案第 8号 平成29年度生駒水道事業会計予算        議案第 9号 平成29年度生駒病院事業会計予算        議案第10号 平成28年度生駒一般会計補正予算(第4回)        議案第11号 平成28年度生駒下水道事業特別会計補正予算(第2回)        議案第28号 生駒高山竹林園指定管理者の指定について              ~~~~~~~~~~~~~~~ 10 ◯中谷尚敬議長 日程第4、議案第1号、平成29年度生駒一般会計予算から議案第28号、生駒高山竹林園指定管理者の指定についてまでの以上19議案一括議題といたします。  この際、一括して委員会審査報告を受けます。  まず、企画総務委員会委員長、22番下村晴意議員。              (22番 下村晴意議員 登壇) 11 ◯22番 下村晴意議員 ただ今から企画総務委員会審査報告を行います。  当委員会は3月17日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました議案第14号、生駒市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定について、議案第16号、生駒市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第28号、生駒高山竹林園指定管理者の指定についての、以上3議案を審査いたしました結果、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、企画総務委員会審査報告を終わります。 12 ◯中谷尚敬議長 次に、市民文教委員会委員長、18番福中眞美議員。              (18番 福中眞美議員 登壇) 13 ◯18番 福中眞美議員 ただ今から市民文教委員会審査報告を行います。  当委員会は3月16日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました議案第21号、生駒いじめ問題対策連絡協議会及び生駒いじめ防止等対策審議会条例の制定について、議案第24号、生駒人権文化センター条例の一部を改正する条例の制定について及び議案第26号、生駒歩きたばこ及び路上喫煙の防止に関する条例の制定についての、以上3議案を審査いたしました結果、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、市民文教委員会審査報告を終わります。 14 ◯中谷尚敬議長 次に、厚生消防委員会委員長、21番伊木まり子議員。              (21番 伊木まり子議員 登壇) 15 ◯21番 伊木まり子議員 ただ今から厚生消防委員会審査報告を行います。  当委員会は3月15日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました議案第18号、生駒国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定についてを審査いたしました結果、質疑等があったものの、異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。  以上、厚生消防委員会審査報告を終わります。 16 ◯中谷尚敬議長 最後に、予算委員会委員長、22番下村晴意議員。              (22番 下村晴意議員 登壇) 17 ◯22番 下村晴意議員 ただ今から予算委員会審査報告を行います。  当委員会は3月14日、15日、16日、17日及び22日に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました12議案について審査いたしました結果、まず、議案第5号、平成29年度生駒後期高齢者医療特別会計予算議案第7号、平成29年度生駒自動車駐車場事業特別会計予算及び議案第11号、平成28年度生駒下水道事業特別会計補正予算(第2回)の以上3議案については、質疑等もなく、いずれも異議なく原案のとおり可決することに決定いたしました。  次に、議案第2号、平成29年度生駒公共施設整備基金特別会計予算議案第3号、平成29年度生駒介護保険特別会計予算議案第6号、平成29年度生駒下水道事業特別会計予算議案第8号、平成29年度生駒水道事業会計予算議案第9号、平成29年度生駒病院事業会計予算議案第10号、平成28年度生駒一般会計補正予算(第4回)、議案第19号、生駒手数料条例の一部を改正する条例の制定についての以上7議案については、質疑等があったものの、いずれも異議なく原案のとおり、可決することに決定いたしました。  最後に、議案第1号、平成29年度生駒一般会計予算及び議案第4号、平成29年度生駒国民健康保険特別会計予算の以上2議案については、質疑等があり、一部、委員から可決することに異議があったものの、採決の結果、賛成多数で、原案のとおり、可決することに決定いたしました。  以上、予算委員会審査報告を終わります。 18 ◯中谷尚敬議長 以上をもちまして、委員会審査報告を終わります。  この際、一括して、ただ今委員会審査報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 19 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて委員会審査報告に対する質疑を終結いたします。  19議案について、これより一括して討論に入ります。  討論の通告がございますので、議案第1号について発言を許可いたします。15番塩見牧子議員。 20 ◯15番 塩見牧子議員 それでは、議案第1号、平成29年度生駒一般会計予算に対する反対討論を行います。  高齢化が進展する中、社会保障関係費一般財源充当額で毎年約2億円ずつのペースで増加しており、昨年3月には生駒公共施設等総合管理計画において、今後40年間にかかるインフラ、公共施設整備費用は当初見込み額の1.5倍ということも示されております。しかし、平成29年度は、市税収入は横ばい、交付税は減少するという見込みで、事業予算を執行するに当たって財政調整基金を取り崩さざるを得ないような状況になっております。当然のことながら、事業の厳選を行わなければなりませんが、平成29年度予算は、シティプロモーション事業予算は前年度の6月補正を含めた予算額、約1,400万円を約200万円上回る1,629万4,000円、文化振興費は同じく前年度の6月補正を含めた予算額1,177万4,000円を約700万円も上回る1,876万9,000円が計上されております。このうち、まずシティプロモーション事業については、昨年3月定例会における平成28年度一般会計補正予算案、そして6月定例会における平成28年度生駒一般会計補正予算の討論でも申し上げましたが、あくまでまちの魅力の発信手段であり、その魅力を創出するために、一つ一つ市民福利向上につながる事業の質を上げることこそ、優先されるべきです。  また、よしんばプロモーション効果として、生駒の名前を知ってくれる人が増えたとしても、それが転入や税収にどれほど結びついているのでしょうか。逆に、転入によって提供される市民サービスコストは幾らかかるのでしょうか。そういったことを明らかにしつつ、やる以上は施策全体の目的、目標を明確にし、本市の強み、弱みを分析した上で、目的にかなう個々の事業を効果的に行えるよう、中期的なビジョンと戦略をまず示すべきということを改めて申し上げたいと思います。  次に、文化事業については、生駒自治基本条例においても、その前文に「文化の薫り高いまちづくり」ということが基本理念として挙げられており、もちろんその文化とは、文化芸術伝統文化のみならず、生活文化というものも包摂したものではありますが、市民が身近に文化に触れる環境をつくることで、市民生活に潤いを与える意義は認めるものです。国においても平成13年に文化芸術振興基本法を定め、その中で地方公共団体は地域の特性に応じた文化芸術の振興のために必要な施策の推進を図るよう努めることが規定されております。  しかし、財政全体の中でのバランスというものは常に考えなければいけません。これまでの一点豪華主義的ないこま国際音楽祭が他の文化事業に対する支援とのバランスを欠くという昨年度の決算委員会での指摘もあり、平成28年度からは「市民みんなで創る音楽祭」へと形を変え、様々な市民からの企画提案を募り、市民文化に触れる機会が増えたことは一定評価するものですが、予算ベースでいっても、今年度はいこま国際音楽祭開催時の500万円から、200万円増えて、700万円が計上されているほか、市民吹奏楽団が結成されたことに伴うコンサートも加わりました。全国でも数々の表彰を受けてきた生駒市内小学校金管バンドや中学校のブラスバンド部員が卒業後あるいは社会人になって演奏の機会がないのはもったいないということは、かつて議会や委員会でも10年近く前から意見が出されてきたところであり、楽団の発足自体は喜ばしいことです。  しかし、今後、その運営が市にどこまで関与していくのかが気がかりです。予算委員会では、日々の活動運営は楽団持ち、市は事業費を持つということですが、前大阪府知事日本センチュリー交響楽団国立文楽劇場への補助金をカットしたことは皆様の記憶にも新しいと思います。基金を取り崩さずに予算を組めなくなっている現状を認識して、始めた事業財政状況によって、行政側の都合でやめるというようなことにならないよう、市がどういう文化に対して、行政がどの程度支援をしていくのかを明確にし、持続可能な支援の形を考えていくべきと考えます。  さらに、その他の所管においても、例えば地域医療連携フェスタなど、イベントが組み込まれていますが、地域医療連携を構築するという目的を推進するのに、果たしてそれをイベントという形ですることが今有効なのか、そして市立病院で実施するということが有効なのかという点においても疑問があります。総じて職員数が減っている中で、本来の業務に加えて、効果に疑問が残るイベントを実施し、職員が疲弊すること、本来業務にまで影響が出るようなことを危惧しております。財源の手当ても怪しくなってきた今こそ、それぞれの施策を実現するために、最も効果的な手法は何なのかということを改めて考え、これまでの方法を見直し、より効果的な事業を厳選するべき時期に差しかかっていると思います。  イベント一つ一つは数十万円から百数十万円なので、368億円の予算全体では、これくらいならという感覚になりがちですが、一度やり始めた事業というのはそうそうやめられないものです。イベントを行うには、企画準備段階を含め、人の配置も必要ですが、このように予算金額には直接表れてこないものもあります。そういった見えない部分も併せて、フルコストで本予算案を見たとき、今後の財政運営行政運営に与える影響は小さくないと判断し、本議案には賛成しかねます。  以上、反対討論を終わります。 21 ◯中谷尚敬議長 14番浜田佳資議員。 22 ◯14番 浜田佳資議員 議案第1号、平成29年度生駒一般会計予算についての反対討論を行います。  一般会計予算についての判断は、1、予算の内容とともに、2、市長市政運営での姿勢をどう評価するかが問われるものと考えます。  まず、予算については、市民の生活を十分に応援する予算となっているかであります。市民生活実感としては、市長施政方針の中で、景気について緩やかに回復していることが期待されますと述べているような状況かは甚だ疑問であります。もちろん、そういった方もおられるでしょうが、雇用のほとんどを占める中小企業で働いている方や、非正規労働の方、また物価が上がる中で現金が下がる高齢者の方など、多くの市民の方の生活実態は大変であります。こういうときこそ、市民に寄り添い、暮らしを支える地方自治体の取組が求められます。  この点、確かに子育て支援など頑張っているところもあり、それらは評価するものであります。しかし、市民の生活を応援するに十分か、また市政運営での発想がふさわしいものかと言うと、そうではない点もいろいろあるわけであります。例えば、家庭ごみ有料化、またRAKU-RAKUはうすの有料化に表れている多くの市民の方に利用していただくことより、受益者負担という発想を優先する姿勢や、就学援助制度での運用の問題、生きいきカードの見直しでの交付年齢を段階的に引き上げるという方針などであります。これらは市民の暮らしにしっかりと寄り添うということにはなっていないのであります。  また、学研高山地区第2工区の開発の見通しと方向性については、28年度予算と基本的に変わりなく、開発を前提として業務を進めつつ、具体的にどうなるのかは霧の中という状況である上、リニア新駅誘致の旗は降ろしていません。大きな横断幕を掲げたままであり、今後の市の支出、市財政がどうなるか、極めて危険であると言わざるを得ず、この姿勢は到底容認できません。  さらに、家庭ごみ有料化の点は、先にも少し触れましたが、この問題は市民の関心が非常に高いものであります。賛成した議員からも有料化について、また市民の方からも、いろいろと注文が出されているものであります。ところがその見直しについては、一定枚数無料で指定袋の配布をという市民の願いについて、検討すらしないという態度で市民の切実な声に応える姿勢はありません。これは市長が掲げる市民との協創、一緒につくり上げていくということとも矛盾するものであります。  以上、るる述べました点から、本議案に反対するものであります。 23 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第21号について、発言を許可いたします。20番吉波伸治議員。 24 ◯20番 吉波伸治議員 議案第21号、生駒いじめ問題対策連絡協議会及び生駒いじめ防止等対策審議会条例の制定についての賛成討論をいたします。  本条例案の第8条には、対策審議会は生駒市いじめ防止基本指針に基づくいじめの防止等のための実効的な対策の実施に関する事項を調査、審議するとなっていますが、対策審議会の調査、審議が実りあるものとなるためには、生駒市いじめ防止基本指針、以下基本指針と言います。この基本指針そのものが実効的なものでなければなりません。しかし、基本指針は先月に制定されたばかりです。今後、基本指針に基づく対策を実施する中で、基本指針があるからいじめがなくなった、少なくなったのか、基本指針があったのに、いじめはなくならなかったのか、つまり、基本指針が実効性を持つものであるか否かの検証をしていただくよう、本条例の制定に当たり、要請をいたします。  基本指針に基づく対策の実施や、基本指針の実効性の検証に際しては、次の3点に配慮すべきと考えます。
     1点目、基本指針は子どもたちの主体的ないじめ防止活動を推進するとして、子どもがいじめ問題を自分のこととして考え、自ら活動できる集団をつくる。児童会、生徒会等によるいじめ防止のための啓発活動を行うとありますが、これは大人たちができてこなかったことを子どもたちにもやらせるというようにとられかねません。また、あたかもいじめは子どもに原因があり、いじめ防止の責任を子どもたちにもとらせようというように捉えかねられません。さらには、いじめが起こったとき、真面目な子どもたちは自分たちが活動しなかったから、活動が不十分だったから、いじめが起こってしまったと思い、苦しむことにもなります。そもそも、いじめが起こる可能性がある学校では、毎日通学するだけで精一杯の子どもたちも多い。そんな子どもたちに、いじめ防止のため、自ら活動できる集団をつくりなさいとか、啓発活動を行いなさいなどと負担をかけるようなことはすべきではないと考えます。そういう活動は強制しないで、そういう活動ができる子どもたちが自発的にやるようにしていくというような、子どもたちの選別につながるようなこともやるべきではないでしょう。  2点目、基本指針では、児童生徒の悩み解消を図るために、スクールカウンセラー等を積極的に活用するとありますが、児童生徒が担任の先生に悩みの相談をしにいったとき、悩みの相談なら、悩み解決専門家のスクールカウンセラーさんのところに行ってねと言ったら、どうなるでしょう。児童生徒は信頼する先生に見捨てられたとショックを受けて潰れてしまいかねません。児童生徒の悩みは担任教諭が全面的に受け止めていくべきです。そのような教師の姿によってこそ、児童生徒は生きていく力を得ていきます。  3点目、基本指針では、関係機関と積極的に情報交換を行い連携を深めるとあり、関係機関には弁護士や警察関係者も含みます。しかし、弁護士は強制力を規定する法を用いて正義を守り、実現する任務、警察官は法に基づく強制力で正義を取り締まる任務をそれぞれ持つ人々です。かかる強制力はいじめという教育上の問題解決には必要はなく、むしろ学校の背後に法的強制力があることは児童生徒の学校への信頼を失わせます。弁護士や警察関係者等は学校で重大な犯罪が起こったときのみが出番です。しかし、法的強制力が必要となった場所は、もはや教育の場とは言えません。  以上のように、基本指針には、余計なことではと危惧される点があります。古代中国の道家の思想を記した荘子という書の中に次のような話が載っています。  混沌というのっぺらぼうのような生き物に、善意で目、鼻、口、耳を開けてやったら、意に反して、混沌は死んでしまったという話です。この話は、善意でやったことでも、余計なことは悪い結果をもたらすので、気をつけなければならないということを教えています。  いじめ防止のための方針は、基本指針に記載されているように人権尊重の精神に基づく教育活動を展開するとし、そのことでいじめが起こらない学校をつくりますと言い添えるだけでよいのです。いじめが起こらない学校とは、人権尊重の精神に基づく教育活動を展開する学校です。それは具体的にどんな学校か、先の市民文教委員会では、身体検査を1人で受けたい児童生徒の例で述べましたが、もう一つ別の例で述べます。  小学校高学年や中学校で児童生徒が一番後ろの座席にしてくださいと担任の先生に申し出たとき、1人だけ好きな座席を選ばせるわけにはいかん、わがままを言うなと言って叱られる学校は、いじめや不登校の起こる学校です。一方、配慮が足りず、申し訳ない、よく言ってくれた、ありがとう、自分が一番よいと思う座席に座ってください。1人だけ勝手やと皆から論難されないようにしますからと、叱られるどころか、逆に謝罪され、感謝される学校はいじめや不登校の起こらない学校です。その申出をした児童生徒は、背後に他人がじっといると、パニックになる発達障がいなのです。このような人権尊重の精神に基づく教育活動が授業、学級活動、クラブ活動、学校行事など、学校生活の全ての場面で展開されている学校がいじめも不登校も起こらない学校です。  さて、いじめを防止したいという善意に基づき、いじめ問題対策連絡協議会及びいじめ防止等対策審議会を設置するとの本条例に反対することはできません。それは善意に基づくものだからです。しかし、かかる協議会及び審議会を設置せざるを得ないという現状を反省しなければなりません。教職員のエンパワーメント、つまり自律的、自発的な力が発揮できるようにして、いじめの起こらない学校づくりを実現することで、本条例により設置される協議会及び審議会は不要になりましたと言えるように努めていただけることを期待し、お願いして、本議案に賛成いたします。 25 ◯中谷尚敬議長 以上で通告による討論を終結し、19議案を分割して採決いたします。  まず、議案第1号、平成29年度生駒一般会計予算を電子表決システムで採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案は可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはございませんか。              (「なし」との声あり) 26 ◯中谷尚敬議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第1号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第1号 平成29年度生駒一般会計予算    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 27 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第21号、生駒いじめ問題対策連絡協議会及び生駒いじめ防止等対策審議会条例の制定についてを電子表決システムで採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり、可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはございませんか。              (「なし」との声あり) 28 ◯中谷尚敬議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第21号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第21号 生駒いじめ問題対策連絡協議会及び生駒いじめ防止等対策審議会条例の          制定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 29 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第4号、平成29年度生駒国民健康保険特別会計予算を電子表決システムで採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり、可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはございませんか。              (「なし」との声あり) 30 ◯中谷尚敬議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第4号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第4号 平成29年度生駒国民健康保険特別会計予算    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 31 ◯中谷尚敬議長 次に、議案第14号、生駒市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定についてから、議案第28号、生駒高山竹林園指定管理者の指定についてまでの、以上16議案を一括採決いたします。  お諮りいたします。  16議案に対する委員長報告はいずれも可決であります。16議案委員長報告のとおり、可決することにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 32 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。  よって、議案第14号から議案第28号までの、以上16議案はいずれも原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第14号 生駒市職員の勤務時間、休暇等に関する条例等の一部を改正する条例の制定          について    議案第16号 生駒市の特別職の職員で非常勤のものの報酬及び費用弁償に関する条例の一          部を改正する条例の制定について    議案第18号 生駒国民健康保険税条例の一部を改正する条例の制定について    議案第19号 生駒手数料条例の一部を改正する条例の制定について    議案第24号 生駒人権文化センター条例の一部を改正する条例の制定について    議案第26号 生駒歩きたばこ及び路上喫煙の防止に関する条例の制定について    議案第2号 平成29年度生駒公共施設整備基金特別会計予算    議案第3号 平成29年度生駒介護保険特別会計予算    議案第5号 平成29年度生駒後期高齢者医療特別会計予算    議案第6号 平成29年度生駒下水道事業特別会計予算    議案第7号 平成29年度生駒自動車駐車場事業特別会計予算    議案第8号 平成29年度生駒水道事業会計予算    議案第9号 平成29年度生駒病院事業会計予算    議案第10号 平成28年度生駒一般会計補正予算(第4回)    議案第11号 平成28年度生駒下水道事業特別会計補正予算(第2回)    議案第28号 生駒高山竹林園指定管理者の指定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~   日程第5 議案第34号 損害賠償の額の決定について 33 ◯中谷尚敬議長 日程第5、議案第34号、損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  本案について、市長から議案提案理由説明を受けます。小紫雅史市長。 34 ◯小紫雅史市長 ただ今上程されました、議案第34号、損害賠償の額の決定についてにつきましては、平成28年8月に大瀬中学校において発生した、熱中症事故に関し、損害賠償を行うものでございます。どうぞよろしくお願いを申し上げます。 35 ◯中谷尚敬議長 説明は終わりました。これより、本案に対する質疑に入るのでありますが、通告がございません。よって、質疑なしと認め、これにて質疑を終結いたします。  本案は、議案審査付託表のとおり、市民文教委員会に審査を付託いたします。              ~~~~~~~~~~~~~~~ 36 ◯中谷尚敬議長 暫時休憩いたします。              午前10時39分 休憩              ~~~~~~~~~~~~~~~              午前11時15分 再開 37 ◯中谷尚敬議長 休憩を解いて、引き続き会議を行います。  お諮りいたします。この際、議案第34号、損害賠償の額の決定についてを日程に追加し、追加日程第1として、直ちに議題としたいと思います。これにご異議ございませんか。              (「異議なし」との声あり) 38 ◯中谷尚敬議長 ご異議なしと認めます。よって、議案第34号、損害賠償の額の決定についてを日程に追加し、追加日程第1として直ちに議題とすることに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~   追加日程第1 議案第34号 損害賠償の額の決定について 39 ◯中谷尚敬議長 追加日程第1、議案第34号、損害賠償の額の決定についてを議題といたします。  この際、委員会審査報告を受けます。市民文教委員会委員長、18番福中眞美議員。 40 ◯18番 福中眞美議員 ただ今から、市民文教委員会審査報告を行います。  当委員会は、先ほどの本会議休憩中に委員会を開催し、本会議から審査の付託を受けました、議案第34号、損害賠償の額の決定についてを審査いたしました結果、質疑等があったものの、異議なく原案のとおり、可決することに決定いたしました。  以上、市民文教委員会審査報告を終わります。 41 ◯中谷尚敬議長 以上をもちまして、委員会審査報告を終わります。  ただ今委員会審査報告に対する質疑を行います。  質疑はございませんか。              (「なし」との声あり) 42 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて委員会審査報告に対する質疑を終結いたします。  本案について、これより討論に入ります。発言については、会議規則第56条の規定により、反対討論、賛成討論の順に交互に行います。反対討論はございませんか。              (「なし」との声あり) 43 ◯中谷尚敬議長 賛成討論はございませんか。
                 (「なし」との声あり) 44 ◯中谷尚敬議長 ないようでございますので、これにて討論を終結し、本案を電子表決システムで採決いたします。  お諮りいたします。  本案に対する委員長報告は可決であります。本案は委員長報告のとおり、可決することに賛成の議員は賛成のボタンを、反対の議員は反対のボタンを押してください。  ボタンの押し忘れはございませんか。              (「なし」との声あり) 45 ◯中谷尚敬議長 押し忘れなしと認め、確定いたします。  賛成多数であります。よって、議案第34号は原案のとおり可決することに決定いたしました。              ~~~~~~~~~~~~~~~    議案第34号 損害賠償の額の決定について    原案どおり可決確定              ~~~~~~~~~~~~~~~ 46 ◯中谷尚敬議長 以上で、今期定例会の会議に付議された事件は全て議了いたしました。  よって、今期定例会はこれにて閉会したいと思います。  閉会に当たり、市長より挨拶がございます。  小紫雅史市長。              (小紫雅史市長 登壇) 47 ◯小紫雅史市長 閉会に当たりまして、一言ご挨拶を申し上げます。  本定例会では、平成29年度予算を始めとして、提案いたしました議案を慎重にご審議いただき、ありがとうございました。就任以来、人づくりにこだわり、市民の皆様と本気の協創によるまちづくりを進めてまいりました。市長就任3年目を迎えますけれども、これまで推進をしてまいりました様々な取組の成果が少しずつ、また着実に出てきていると感じているところでございます。  また、同時に様々な課題、まだ残っているものもございますので、今回の議会でご指摘を頂いた点も含めまして、しっかりと一層努力を重ねてまいりたいと思っております。  今後も「みんなで創る日本一楽しく住みやすいまちづくり」はもちろんのこと、10年後、20年後、その先の生駒の発展を見据えた住宅都市プラスアルファのまちづくり、ビジョンづくり、そしてそれに向けたアクションをしっかりと進め、様々な分野における地方創生を実現し、全国のモデルとなる、一歩先へ行く自治体をしっかりと実現をしてまいりたいと思っております。  間もなくスタートいたします、平成29年度におきましても、議員各位のより一層のご理解、ご指導、ご協力を賜りますよう、お願いを申し上げまして、私からの閉会の挨拶とさせていただきます。どうもありがとうございました。 48 ◯中谷尚敬議長 挨拶は終わりました。  これにて平成29年生駒市議会第1回定例会を閉会いたします。              午前11時20分 閉会              ~~~~~~~~~~~~~~~  地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。               生駒市議会議長   中 谷 尚 敬               署 名 議 員   成 田 智 樹                  〃      吉 村 善 明                  〃      竹 内 ひろみ ▲このページの先頭へ Copyright 2004 by Ikoma Municipal Assembly. All rights reserved....